UA-125421985-1

!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

55話【KADODE】私くらいの年でもなれるって事⁈

第55話 リーサのおさげ髪がピンと跳ね上がった。 「私くらいの年でもなれるって事⁈ 」 しかし職員はやんわりと言う。 「ええ…ですが、本当に希なケースですけどね。 親が既に冒険者に近い職業をしてたりとか、身寄りが無く幼い頃から戦闘訓練を受けていた孤…

54話【KADODE】何かお探しですか?

第54話 「何かお探しですか?」 男性がゆったりと話し掛けてきた。 「あ!はい。 私達…ギルドの建物を探してるんです。 ほら、あの…怪物退治とかを依頼したり受けたりする…」 一般人は怪物退治などに疎いのかと、リーサは必死で身振り手振り使って説明しよう…

53話【KADODE】とにかく一行はギルドを目指す…

第53話 とにかく一行はギルドを目指す。 しかし、広大な都市をただ歩き回るだけでは、見つけようが無い。 そこで、近くにいた乗合馬車の職員に道順を聞く。 「ギルド…ねぇ。ああ、勿論聞いた事はあるよ。 ええと…南の方の外れにあったと思ったなぁ。」 「南…

52話【KADODE】大都市の雰囲気に飲まれていたリーサも…

第52話 大都市の雰囲気に飲まれていたリーサも、ようやく落ち着きを取り戻し、この街へ来た目的を振り返る。 「ええと、先ずはこの街にあるギルドへの見学ね! 同時に怪物についての情報も聞いてみる…と!」 「国王についての情報もだ。」 ルピナスの目つき…

51話【KADODE】肩の上ではしゃいでいるカドデ…

第51話 ルピナスの肩の上ではしゃいでいるカドデなど… リーサとリージは知るすべもないだろう。 そうで無くとも、店先に並んでいる見た事も無いような品の数々に目を奪われているのだ。 「お嬢ちゃん、どうだい?この髪飾り!お土産にも人気だよ!」 「うわ…

50話【KADODE】人混みに押し潰されている…

第50話 一方、ルピナスは… 人混みに若干の躊躇はあるものの、黙々と歩く。 すれ違う人々を触れる事無く回避していく事は、ルピナスにとって労では無かった。 しかし…ルピナスの後ろからチョコチョコと歩く子供並みの身長しかないカドデにとっては難関らしく……

49話 リーサは上を見上げ口をあんぐり開けていた…

第49話 リーサは上を見上げ口をあんぐり開けていた。 「リーサ!田舎者丸出し! 恥ずかしいし通行人の邪魔だから、さっさと歩く!」 リージがリーサの腕を取り強引に引っ張っていく。 しかしリーサは未だに呆けている。 〜アクトス〜…四大都市が一つ、王都を…

【KADODE】48話 軽く飲み物だけ摂り、都市へ向かって歩き出す…

第48話 一行は朝軽い飲み物だけ摂って、早々に都市へ向かって歩き出す。 大都市周辺の街道は整備されていて、道幅も広く非常に歩き易かった。 1時間ほど歩いたところで… 「見て見て!うわぁ…大都市アクトスが見えてきたよ!」 「さすがに大きいね…3階建の建…

【KADODE】47話 濃紺に染め塗られていた空は白み…

第47話 濃紺に染め塗られていた空は白み、夜明けの澄んだ空気を楽しむような小鳥のさえずりを聞きながら一行は出発の準備に取り掛かっていた。 「ふゎぁ…まだ眠い…もう1時間くらいは寝たいところ…」 「開門は朝7時からだよ。 …早めに入って、ゆっくり都市観…

【KADODE】46話 冒険者らと別れ…

第46話 冒険者らと別れ、更に半日歩き… 四大都市であるアクトスが目前に聳えるも、 今日はここで野宿をする。 「あぁ〜あ…もぅちょっと歩けばアクトスだってのに〜!今日も野宿かぁ…」 「文句を言わない! 都市の門は夜8時には閉まるらしいし、どのみち間に…

【KADODE】45話 国王が…怪物を回収している?

第45話 「国王が…怪物を回収している…?」 この世界の異変の発端… 突然即位した国王… 影を潜めていたキーワードが急浮上する。 「ル、ルピナスさん?」 普段は気配を消しているような静かなルピナスの気が鋭くなった事に周囲は驚く。 「なぜ、国王が…生かし…

【KADODE】44話 冒険者との昼食も終わり…

第44話 冒険者との昼食も終わり、片付けをしている時だった。 さほど大きくはないが、竜の咆哮が聞こえた。 「え?え⁈ 何⁈」 リーサが慌てて武器を握りしめる。 「あぁ…脅かしてごめんなさいね… 先程倒したワイバーンよ。 魔法を施した鎖で覆っているから、…

【KADODE】43話 ワイバーンを倒した冒険者の話しを…

第43話 ワイバーンを倒した冒険者達の話しを要約すると… いつの頃からか、怪物と呼ばれる生き物が世界に蔓延していき、その対応として冒険者と呼ばれる怪物退治専門のギルドが形成されていったという。 主に四大都市にギルドの運営部がそれぞれ設置されてお…