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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

49話 リーサは上を見上げ口をあんぐり開けていた…

第49話

 

リーサは上を見上げ口をあんぐり開けていた。

 

「リーサ!田舎者丸出し!

恥ずかしいし通行人の邪魔だから、さっさと歩く!」

 

リージがリーサの腕を取り強引に引っ張っていく。

しかしリーサは未だに呆けている。

 

 

アクトス〜…四大都市が一つ、王都を囲むようにして点在する都市の中で西方に構える、国内最大の貿易拠点だ。

 

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隣国から続く、商用ロードの中継地としても、また巨大な港から無数の船で、海産物は勿論、他国からの様々な品が運ばれて来る。

 

街門から真っ直ぐに港まで伸びる大通りは、

人が真横に十数人並んで歩いてもまだ余裕がある程広く、馬車が駆けて行く横を多くの人々が通り、その通行人目当てに立ち並ぶ店屋は

声を掛け、商いは大いに賑わっていた。

 

「あわわわ…こんな人混み…見た事無いよ…」

「…確かに…凄い人だね!歩くのも大変だ…」

 

大通り左右にぎっしりと軒を連ねる店屋の2階や3階は、住居や倉庫として使っているらしく、人があくせくと動き回る気配がする。

 

賑わいは大通りのみならず、何ヶ所もある横道にも多種多様な店が見て取れた。

 

 

(50話へ続く)