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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【KADODE】113話 「仇は…まだ残っているのね…?」

第113話 「仇は…まだ残っているのね?」 ルピナスが村へ到着する前に村を襲撃し、興味を失い去って行った2匹がいた… リーサの瞳に黒い、闇のようなものが宿る気がして、リージは慌てる。 「リーサ、飛んで行ったワイバーンなんて 探そうとしても見つからない…

【KADODE】112話 自警団の団長をしていた父の…

第112話 自警団の団長をしていた父の壮絶な顔、言葉… 絶対に、古い虚のある大きな木へワイバーンを近付けさせまいと死力を尽くした。 「リージとて、単身で無事に助けを呼びに行け たのは何故か… 自警団の彼らがワイバーンを引き付けていたからではないか?…

【KADODE】111話 自警団の彼らがいかに…

第111話 自警団の彼らがいかに、死力を尽くして戦い、燃え尽きるその瞬間まで生き、そして最期を迎えたか… リーサは父や、自警団の皆を喪った悲しさよりも… 彼らの生きた証を聞いて欲しかった。 そして悔しかった。 あんなに傷付き、苦しみ 尚も立ち上がり… …

【KADODE】110話 涙声で発せられたリージの言葉に…

第110話 涙声で発しられたリージの言葉がリーサの意識に入ってきた。 「ワイバーンは殺したから…」 リーサはゆっくりと顔を上げる。 呆けたような、信じられない事を聞いたような顔をして… 「…ホント…? ワイバーンは…死んだ…? …全部…、、、?」 「ああ。ル…

【KADODE】109話 古く大きな木の虚の中に…

第109話 古く大きな木の虚の中に、リーサは蹲っていた。 身を縮め、両手で膝を抱え 小刻みに震えながら… 普段なら、そのクリクリとした大きな目はキラキラと好奇心を宿し輝いていたが… 今は泣き腫らしたのだろう、瞼は赤く腫れ虚ろな目を覗かせていた。 リー…