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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

【KADODE】43話 ワイバーンを倒した冒険者の話しを…

第43話

 

ワイバーンを倒した冒険者達の話しを要約すると…

 

いつの頃からか、怪物と呼ばれる生き物が世界に蔓延していき、その対応として冒険者と呼ばれる怪物退治専門のギルドが形成されていったという。

 

主に四大都市にギルドの運営部がそれぞれ設置されており、

そこで怪物の目撃情報や、退治依頼また、冒険者の募集もしているという。

 

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「ぼ、冒険者の募集…」

 

リーサは目を輝かせた。

そわそわするリーサに冒険弓手の美人は

 

「誰でも冒険者になれる訳では無いのよ?

当然、身元確認と戦士としての実力が必須となるわ」

 

と、優しい眼差しながら毅然と言う。

 

「リーサの場合は更に父さんを説得しなければならないという難関も付いてるな!」

 

リージがやはりトドメを刺す。

 

「わ、分かってるわよ!

今は無理って事くらい…でも、こうして現役の冒険者さんに話し聞いたり、ギルド見学したりするくらいはいいでしょ?

…自分の将来は自分で決めたいのよ。

その為に色々な事を知りたいの!」

 

「素敵な事よ、リーサちゃん。

未来は無限に広がっているわ…

自分に嘘なく生きるって大変な事だけど…

きっと素晴らしい生き方よ!

…ただし、周囲に心配させ過ぎないようにね?」

 

リーサは目を潤ませる。

周囲に反対されまくり、自分の未来は閉ざされた気分だったのだ…

ほんの少しだけ、背中を押してくれた言葉に

リーサは自分の未来に光を感じた。

 

 

(44話へ続く)