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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

【KADODE】85話 「ル、ルピナスさん⁈」

第85話

 

「ル、ルピナスさん…⁈」

 

軽々とルピナスに抱えられ、年頃のリージは動揺する。

 

(そりゃ…同年代ではかなりひ弱なほうだけど…)

 

いや、今はそんな事考えてる暇は無い。

一刻も早く向かわなければ…!

 

ルピナスはつい、と走り出す。

 

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軽いとはいえ、あと1〜2年で成人する少年を背負っているとは思えない身のこなしだ。

かなりなスピードがでているのに、身体を激しく動かしているようには感じられない。

 

そしてルピナスは走りながら、息切れする事もなく低く静かに今までの経緯を問う。

 

「…お前達の故郷の村へ向かえばいいのだな?」

 

「…はい。」

 

何となく事態を予感しているルピナスの言葉にリージは意を決して話し始める…

 

 

(86話へ続く)