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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

【KADODE】32話 「う、うわぁ♫」

第32話

 

「う、うわぁ♫ルピナスさんが声かけててくれた!」

 

“武器はしまえ、周囲に気を付けろ…”と、

指示しただけだったが…

思ってもみない反応だった。

 

ルピナスさん、ホント無口だから…

私達が旅…一緒に付いて来ちゃった事…

良く思ってないかなぁと思ってたの…」

 

「…いや。互いに交換条件だしな…」

 

「リーサ!あんまり喋り過ぎると本当に呆れられるぞ?」

 

「あ、うん、そうよね…

…って…あああ⁈

そぅ!さっきルピナスさん…私の事名前で…

うわぁうわぁ♫」

 

弟に諌められたばかりなのに、更に騒がしくなる。

ピョンピョン跳ねて…カドデのようだ。

 

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「名前、違っていたか?」

 

「ううん!私はリーサよ♫

名前呼ばれるなんて思ってもみなかったから!

…こう…旅の仲間になれたって感じ!!」

 

「… … 」

 

…いや…ただの便宜上…

 

思いかけた時、横からすかさず

 

「旅の仲間!!いっぱい素敵だね〜♫」

 

小さいのまで周りでチョコチョコ飛び跳ね出した。

言うまでもなくカドデだ。

 

姉弟には聞こえないだろうが…物凄くうるさい。

 

「リーサ!騒いでると怪物が寄って来てしまうぞ!」

 

弟リージの喝で何とか収拾する。

 

むしろある意味…弟リージが同行してくれた事に心強さを感じるルピナスだった。

 

 

(33話へ続く)