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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

【KADODE】96話 轟音の如き何かの鳴き声が耳に衝撃を与えた

第96話

 

リージは自分から遠のき、ワイバーンへ赴こうとするルピナスへささやかながらも、有りっ丈の気持ちを込めて祈りを捧げていた。

 

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決して敬虔な信徒とは言えないリージだったが…果たして祈りは通じるのか…

指を組み少し俯きかけた、その時だった。

 

轟音の如き何か…

生物らしき鳴き声が耳に衝撃を与えた。

 

「…⁈  …な、何? 」

 

未だジンジンと音の衝撃がこだましている自らの耳を押さえつつ、顔を上げたリージの目に飛び込んで来たのは…

 

長い首を真っ二つに絶たれ、血飛沫に巨体を染めながら落下するワイバーンだった。

 

「…え?」

 

リージは分けがわからず、瞬間固まる。

…一体誰が…

あんな巨大で強力な怪物を⁈

 

…いや。

 

その答えは、当然のようにすぐに判明した。

 

 

 

(97話へ続く)