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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

【KADODE】95話「待って下さいルピナスさん!」

第95話

 

「待って下さいルピナスさん!

ちゃんとした武器や装備も無いのに…

ワイバーン三匹相手なんて…無茶過ぎです!」

 

ワイバーンの方へ歩き出しているルピナス

軽くリージの方へ向けて聞こえるかどうか程小さく言葉を発する。

 

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「武器は…村で貰ったナイフがある。

 

この程度の飛行生物なら…本来のチカラの15%も出せれば壊滅可能な筈だ。」

 

「…え?」

 

ルピナスの後半の言葉は、燃え崩れる家屋の轟音で聞き取れなかった。

 

リージの意識が一瞬別の方へ向いた時にはルピナスワイバーンへ向かい出していた。

 

ワイバーン三匹…

 

いずれも未だ上空…燃え盛る村の上で破壊を楽しんでいた。

 

そこまでの高さにはいないが…

それでも攻撃しようとすれば、弓か魔法しか届かないだろう。

 

ルピナスさん…」

 

リージは祈る。

勝てなくていい…

死なないで…

 

 

(96話へ続く)