植物だらけの変人部屋⁈以下、一口サイズ物語!
【第22話】
薬草学を学んでた青年は
子供保育園の奥のスペースに
ひっそりと研究室を開いたの。
といっても、ほんの6〜8畳間くらいの
ただの部屋なんだけど。
結界内の地上で見かけた、
新種の草…薬草になりそうな草を
地下研究室に持ってきて、栽培してるの。
地下村では、慢性的に薬不足…
医師も、青年も結界内にくる時には
多少は薬を持ってきてたけど
これからは、自給自足してかないと
物資も底を尽きちゃうからね。
青年が元々持ってきてた
薬草の種と、新種の草を掛け合わせて
人に有効な草の研究も怠らない。
小さな部屋の中は、
植物の鉢で埋め尽くされてる。
地上では散々な目に遭ったのに…
趣味と実益を兼ねる
薬草研究に没頭してる時の青年は
なんだかんだで幸せそうだよ!
…ただ
植物で、足の踏み場も無いほど
埋め尽くされた室内に訪れた
(協力者、同業者?…パートナー⁈)
とも言うべき、医師は…
ハンモックを垂直にして寝る
青年を見て大層驚いたとか
(てか、怖いよね⁈)
「寝るスペースが確保出来なかったから
垂直に寝る…良い案でしょう?」
青年はニッコリするけど
医師はドン引き。
ちょっと変わり者な研究者だけど…
傷に効く薬、熱冷まし、喉に効く薬、整腸剤…などなど、
青年の調合する薬には皆が感謝していた。
【23話へ続く】
こんにちは!Gうーぞうです(^ ^)
酷暑のピークも過ぎ(たのかな⁈)やっと過ごし易くなりご機嫌な日々です。
今日はイラスト無しで…すみません💦
代わりにウチの愛猫の写真を…