眩い光の玉…略して天使玉!以下、一口サイズ物語!
【第14話】
地下にそれなりに人が入れる空間を作ったけど…
暗くない?…て思うでしょ?
(確かに〜…焚き火で灯り代わりにしてる?)
NO〜!むしろ地上より明るいくらいなんだよ♫
大天使様の眠る深い深い地の底から、沢山の光が溢れてるんだよ!
それはもう、眩しくて…
お日様の光と同じくらいサンサンと。
それでね、その地下深くから溢れる光は風船みたいに丸くなって、
ふわふわ地上へ上がってくんだよ。
(へぇ、不思議!光の玉だぁ!)
しかもその光の玉は触ったり、持ち帰る事も出来るんだよ。
熱くないし、
数日過ぎると小さくなっていつの間にか消えちゃうんだけど。
上がってきた光の玉を、即席の網ですくって
居住スペースに持ってけば…
部屋がいっぱい明るくなるの。
地上は今はもう、悪魔達の邪気で昼でもモヤがかかったように、どんよりしてて…
太陽の熱だけは、より強く降り注ぐ感じになってる。
作物も育ちが悪く…
人間達の気分も滅入ってきてたんだよ。
だから、むしろ大天使様の力のカケラである
光を浴びてる方が人間達は元気になってくの。
【15話へ続く】
今日も読んで下さる方(いらっしゃれば)感謝です!(。>ω<。)ノ
今日のイラストは…また下書き迄で力尽きましたw
カラーは明日!彼も物語にチラッと出てきた人です。