地下3階の良い所♫以下、一口サイズ物語!
【第67話】
(へぇ…農家の人たちは、
地下3階層で住んでるんだぁ!
前にもっと
下の方の階で住宅街地区が
あるって言ってたけど…?)
うん、
農家や畜産家の人たちは
毎日作物や
家畜の世話があるでしょう?
それに、住宅街地区からは
離れてるし…
必然的に3階層が
固定の家になっていったの。
人口も少なくて
伸び伸びできて、
緑も多くて、
暮らしてる人達はここが
ベストだ!って言ってるよ。
…とはいえ、一応
地下6階にも別宅として
家はあるんだけどね。
(え⁈それもしかして別荘?素敵〜♫)
そうとも言うね。
2〜3ヶ月に1回くらいの頻度で、
下の繁華街へ買い出しに行くの。
そのついでに、6階まで降りて
数日ゆっくり過ごすんだって。
(買い出しかぁ…て、あれ?
3階の農林地区はお店って無いの?)
残念ながら…
農地に特化した地区で
人口もかなり少ないから、
お店は無いの。
とはいえ、週に一度は
行商人さんが物資売りに
来てくれるみたいなんだけどね。
(大変だなぁ…
夜中にお菓子食べたくなって、
コンビニ行けないんだ…)
夜中の菓子食いはやめなさい!
5階の繁華街と違って、
欲しい物は何でも手に入るって
環境では無いけど…
地産の新鮮野菜とか、
新鮮な卵や乳が手に入るし、
ここの地区の人たちは
不便さを感じて無いみたいだよ!
(新鮮野菜や卵…
それは美味しそぅ〜♫)
(68話へ続く)