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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

地下6階住宅街!以下、一口サイズ物語!

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【第73話】

 

さぁ、下の階の6階へ行くよ〜!

 

(ええ〜⁈

まだ、あれも…コレも食べてないよ〜)

 

また次の機会に!

てか、食べ過ぎると太るよ!

 

(う…気にしてる事を…)

 

地下6階は住宅地区なんだよ。

基本、地下民達はここで

普段過ごしてるの。

 

(おお〜!閑静な住宅街だね!

さっきの繁華街とは全然感じが違う)

 

殆ど店屋が無いからね。

 

それに、ガッツリ働きに

出てる人達は

平日は工業地区や繁華街まで

働きに出てるし

住宅街へは、

土日戻って来るくらい。

 

(専業主婦さんや子供達…

老人が多いね)

 

子供は初等科と高等科の

学校へ行くの。

高等科までは、

ここ住宅地区にあるんだよ。

6歳〜13歳までが初等科。

14歳〜18歳までが高等科。

 

(幼稚園は?)

 

6歳以下は地区ごとのお教室…

みたいなのをやってるみたいだよ。

あとは、自治体で運営してる

保育所もあるんだって。

 

(小さい時から勉強大変だぁ…

でも、少女先生は…今でも子供達を

見守ってるかな…?)

 

子供達の健やかな成長は

次代の社会にも影響するもんね。

 

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そうそう、住宅地区には

お店が無いと言ったけど、

全く無い訳ではないの。

 

(え⁈ そうなの?良かった〜♫)

 

生活に必要な食料や

備品を売ってるスーパーのような店は

例外として開いてるの。

 

やっぱりご近所に

お店無いと不便だもんね!

 

(繁華街みたいなスケールでは無いけど…

色々売ってるね♫

あ!お惣菜もある〜!)

 

公園もあるよ。

聖なる泉の噴水と、花壇…

小さな林もある。

 

(住宅街…良い環境だね〜!)

 

 

 

(74話へ続く)

地下5階は娯楽施設もいっぱい!以下、一口サイズ物語!

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【第72話】

 

(繁華街って、全部お店なの?)

 

うん、基本は殆ど店屋だよ。

店屋…といっても、

色々な種類があるの。

 

この前言ったように、

ホテルもあれば、

貸し馬車屋さんも

あるし…

 

あとは、娯楽施設もあるんだよ。

 

(娯楽施設?何それ〜?

300年前には

無かったよね?)

 

昔は生き抜くので

精一杯だったもんね…

 

今は、生活にも余裕が出てきて

仕事が休みの日なんかは、

遊びに出かけるんだよ。

 

(それが娯楽施設?)

 

皆がみな毎回行く訳ではないけど…

娯楽施設にも色々あるの。

 

演劇とか、演奏や歌のコンサートとか

サーカスとか…

 

(うわぁ!楽しそう〜♫)

 

博物館もあるし、

子供たちに大人気の

遊具公園もあるの!

 

あとは、大人が楽しむカジノもあるよ。

 

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(楽しそうなの、

いっぱいあるね!

…でも、大通りには

見かけないけどなぁ)

 

奥まった場所にあるからね…

公園とか、サーカスとかは

対岸の場所にあるの。

騒音問題とか、

色々考慮してるみたい。

 

(こんな色々あるんじゃ…

遊びに来た子供が

迷子になっちゃいそうだね〜)

 

うん…迷子はたくさんだよ〜

その為に警察も、この繁華街に

いっぱい配備されてるの。

 

(警察⁈ 昔の警護団が進化したの?)

 

人口が多くなれば、

法によって管理しなければ

ならないからね。

 

酒場やカジノも色々騒ぎもあるから…

 

(警察さんも大忙しだね〜)

 

でも、この地下都市の人間達は…

闇に堕ちるほどの

悪人はいないんだよ。

 

聖なる泉と、

清浄な空気のお陰かな…?

 

(300年経って、

人が十分豊かになっても

大天使さまは皆を見てるんだね)

 

 

(73話へ続く)

 

地下5階メイン通り〜♫以下、一口サイズ物語!

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【第71話】

 

(崖沿いの大通りも凄いね〜!

300年前も広くて

賑やかって印象だったけど…

更に大都会って感じになってる!)

 

そうだね!

馬車も多くなって、

更に道も広がって

圧巻だね♫

 

(大通り沿いの建物が…

ビ、ビルになってる〜!)

 

有名な服屋さんとか、

レストラン、銀行…

それにホテルもあるんだよ。

 

(ホテル?)

 

他の階から、

殆どの人はやって来るからね。

 

家族で1日じっくり買い物とか

したい人達は、

繁華街のホテルに

泊まったりするんだよ。

 

(1日がかりで買い物かぁ〜!

な、なんか凄い)

 

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この広い階丸ごと、

繁華街だからね

たまに来て、

まとめ買いする人も多いし!

 

(私もホテル泊まってみたい〜!

カフカベッドいいな!)

 

ほら、貸し馬車もあるよ〜!

 

(む⁈ 話、はぐらかされた!)

 

お店があちこちにあるから…

移動に便利な

貸し馬車があるんだよ。

今は、乗合い馬車も

流行ってるの。

 

(行きたいお店が

端と端にあったら

歩くの疲れちゃうもんね〜)

 

ひと息つく為に

カフェもあちこちにあるんだけどねw

 

(やぱ、パンケーキがいいか…)

 

ほらほら、こっちは本屋さんが

あるよ〜!

 

(む〜!私は本より、食べ物〜)

 

 

(72話へ続く)

地下5階!最大の賑わい地区♫以下、一口サイズ物語!

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【第70話】

 

は〜い!地下5階へやって来たよ!

 

(うわぁ!凄い華やか〜!賑わってるねぇ♫)

 

うん、ここが地下都市の中で

1番賑わってる地区だよ!

 

なんてったって、繁華街特区だから。

 

(繁華街?ん〜と、商店が

いっぱい集まってるって所?)

 

そうそう。

有りとあらゆる、お店屋さんが

この階に集結してるの。

 

300年前とは比べ物にならない程

お店の種類も多様になってるんだよ♫

 

(あ〜!ケーキ屋さんがある!美味しそう〜)

 

お菓子屋さんも他にも沢山あるよ!

 

(クレープ屋さんだぁ!

こっちはアイス屋さん♫…わぁ、わぁ〜♫)

 

こらこら!

目移りしない!

説明してくから、

ちゃんと付いて来てよ!

 

(えぇ〜!クレープ屋さんの

行列に並びたいょ〜!)

 

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食べ物屋さんは、お菓子以外にも

幾つもあるんだよ。

レストランやカフェもあるの。

お酒が飲める居酒屋さんもあるよ!

 

(オシャレなカフェだぁ…あ!

席に座ってる人…パンケーキ食べてる!

 

…う、羨ましい…)

 

ふふ♫

レストランも美味しそうな料理

たくさん出してるよ!

 

(うぅ…昔は…

パンに乳、卵に野菜があるだけでも

有り難かったのにね…

こんなに発展して…

昔の皆にも食べさせてあげたかった…)

 

この地下都市で

作られる食材を工夫して

編み出していったんだよ。

 

(300年分の人間の努力の結晶かぁ〜!)

 

人間はこの300年間、

毎日毎日…文化向上の為に

切磋琢磨してきたの。

 

初代の人達がその礎を築いて

後世の人々がそれを磨いてきた。

 

本当に頑張ったよね!

 

(そういえば…お酒って、300年前には

無かったよね?)

 

うん、これも人間の英知…てか、

執念が生み出した賜物かもねw

人間はお酒好きだもんね〜!

 

(居酒屋さんも賑わってるね♫

美味しい料理おつまみに、お酒飲んで…

楽しそうだね!)

 

飲み過ぎには注意だけどね!

 

(私はやぱ、アイス買っくる〜!

アイス30個ください〜!)

 

こら!食べ過ぎも注意だよ〜!

 

(71話へ続く)

長距離通勤は大変だもんね〜!以下、一口サイズ物語!

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【第69話】

 

地下4階の工業地区でも一応、

住居はあるの。

 

(え?そうなの⁈ )

 

住宅街では無いんだけど、

社員寮って感じの

住居ね。

 

300年後の地下都市は、

それぞれの階が

凄く広いの。

 

すぐ下の階へ降りるのだって、

かなりの距離と時間が

かかってしまうんだよ。

 

それに階を行き来する

階段付近は、

いつも混雑してて、

通り抜けるだけでも

凄く疲れてしまう…

 

これじゃ、さすがに

地下4階から6階の住宅街への

往復通勤は困難だから…

 

工業地区の会社では、

大抵社員寮が建てられてるの。

 

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(えと…実家とか、

自分の家は6階の住宅街に

あるんだよね?

…じゃあここは、

出稼ぎみたいな感じ?)

 

…う〜ん、確かに見ようによっては、

そうなるね!

 

奥さんや子供さんは

6階の住宅街に住んでるって

人が殆どだし。

 

週末に1〜2日6階の自宅へ

帰るって感じだよ。

 

(ちょっと寂しいね、

毎日家族と一緒に居られないんだ〜)

 

そうだね…でも、年に2回くらい

長期休暇もあるみたいだし、

埋め合わせも出来るんじゃないかな?

 

(働くお父さん頑張れ〜!)

 

 

(70話へ続く)

地下4階〜!て、どんな所?以下、一口サイズ物語!

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【第68話】

 

(ねぇねぇ?工業地区ってどんな所?)

 

大雑把に言えば、

木の製品の加工だとか織物だとか…

その他の製造工場とか会社とか…

 

生活に必要な製品を

作ってる工場が

密集してる地区だよ。

 

(おぉ〜!大工の棟梁さんや

織姫さん達のやってた

お仕事みたいなのでかな?)

 

簡単に言えばそうだよ♫

上の階の農林地区で

材料を確保するから、

持ち運びに最短のこの階が

必然的に工業地区になったの。

 

それにあるのは

工場だけじゃないんだよ。

 

製品を作るための、

デザイン会社や下の繁華街へ

品を売り出すための仲卸会社、

その他、会社と会社を繋ぐ為の

仲介業者とか…

 

沢山の会社がこの地区では

営業してるんだよ。

 

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(う…う〜…難しい事は良く分からないけど)

 

とにかく、皆がより良い社会を作るために

工夫して色々働いてるって事だよ!

社会が上手く循環すれば、

皆も豊かになるからね。

 

(頑張った皆が

豊かになるのはいいね♫

ここの工場地区で

一生懸命働いてる人達を

応援しなきゃ〜!)

 

うんうん、

皆の工夫や知恵で今は

布や木製品も色々なのが

作られてるんだよ!

 

布も、昔みたいに

綿だけじゃなくて麻製品もあれば、

蚕に似た虫も発見されて…

絹が作られるようになったの。

 

(絹?凄いゴージャスだぁ!)

 

色々な布ができれば、

服のデザインも更に広がるし…

 

そしたら、服を売るお店も色々出店する。

こうして300年間で発展してったんだよ。

 

(私も絹のドレスとか…

着てみたいなぁ〜)

 

 

(59話へ続く)

 

 

地下3階の良い所♫以下、一口サイズ物語!

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【第67話】

 

(へぇ…農家の人たちは、

地下3階層で住んでるんだぁ!

 

前にもっと

下の方の階で住宅街地区が

あるって言ってたけど…?)

 

うん、

農家や畜産家の人たちは

毎日作物や

家畜の世話があるでしょう?

それに、住宅街地区からは

離れてるし…

必然的に3階層が

固定の家になっていったの。

 

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人口も少なくて

伸び伸びできて、

緑も多くて、

暮らしてる人達はここが

ベストだ!って言ってるよ。

 

…とはいえ、一応

地下6階にも別宅として

家はあるんだけどね。

 

(え⁈それもしかして別荘?素敵〜♫)

 

そうとも言うね。

2〜3ヶ月に1回くらいの頻度で、

下の繁華街へ買い出しに行くの。

 

そのついでに、6階まで降りて

数日ゆっくり過ごすんだって。

 

(買い出しかぁ…て、あれ?

3階の農林地区はお店って無いの?)

 

残念ながら…

農地に特化した地区で

人口もかなり少ないから、

お店は無いの。

とはいえ、週に一度は

行商人さんが物資売りに

来てくれるみたいなんだけどね。

 

(大変だなぁ…

夜中にお菓子食べたくなって、

コンビニ行けないんだ…)

 

夜中の菓子食いはやめなさい!

 

5階の繁華街と違って、

欲しい物は何でも手に入るって

環境では無いけど…

 

地産の新鮮野菜とか、

新鮮な卵や乳が手に入るし、

ここの地区の人たちは

不便さを感じて無いみたいだよ!

 

(新鮮野菜や卵…

それは美味しそぅ〜♫)

 

 

(68話へ続く)