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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

地下2階は嫌煙されてる⁈以下、一口サイズ物語!

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【第65話】

 

この300年間で

一番古い部類の地下3階はね、

今では農林業や酪農で使われる

地区になってるの。

 

(地下2階は使わないの?)

 

2階も…少しは使ってるよ。

放牧とか、植林とかに…

 

ただ、魔物の影響を恐れて

嫌煙してるのが実情かな…

 

(え〜⁈ でも、300年前の人達は

地下2階は天国のようだって…

凄く安らげるって言ってたのに…)

 

うん…実際には殆ど影響は無いんだよ。

 

(ん?…殆ど…て、事はちょっとは

影響あるってこと??)

 

ん〜…そうだね、

人体に深刻な悪影響が

あるって程では無いの。

普通の暮らしは十分に

できるレベルなんだけど…

 

(けど…?)

 

頻繁にじゃ無いんだけど、

年に数度くらい、

闇の念がこの地下2階にまで

到達することがあるの…

ほんの微量なんだけど。

 

…でも、闇の免疫力を

殆ど持たなくなった現代人は

微量でも過敏になってしまうんだよ。

 

(例えば悪影響てどんな事があるの?)

 

お化け…とか?

 

(お化け⁈)

 

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うんw

地下2階には、お化けが出る!って。

 

(あぁ、うん…お化けは怖いけど…

もっと、とんでも無く怖いのが

地上にはいる…けど…)

 

だから、今の地下民は

免疫力が無いんだって。

 

(お化けが怖くて行けずの2階…)

 

笑わないであげて…

本人達は大真面目だよ!

 

だから普段はなるべく

地下2階には行かないの。

 

月に1〜2回放牧してる

家畜の様子を見に行ったり、

植林地のケアに行ったりしてる。

 

それでも一般人は行かないんだよ。

寺院でお守り付けた、

専門の職人だけが

地下2階へ行くって感じ。

 

その専門職人の給料も

破格に高いんだから!

 

(…うぅ…そんな今の人達の様子を…

初代の人達が聞いたら泣くね…

お化けくらいで情け無いって)

 

 

(66話へ続く)