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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

【KADODE】101話 ワイバーンの首に蹴りを入れ…

第101話

 

ルピナスワイバーンの首に蹴りを入れ、動かなくなったところで、トドメに羽に突き刺さっていたナイフで首を刎ねる。

 

ルピナスは戦闘慣れしていた。

 

リージにとっては全てが初めて目の当たりにする事で…

例え憎い怪物とはいえ、凄惨な戦闘の光景に多少の恐怖を抱いていた。

 

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ルピナスが無事だった事、怪物が倒された事…その恐怖…

諸々が混然一体になってしまい、暫くは何も出来なかった。

 

「…無事か?怪我は…?」

 

低く少しばかり不器用な声がリージにかけられた事でやっと我に返る。

 

「あ…あの…。ルピナスさん…

その…ぼ、僕…何も出来ずに…」

 

真っ先に言いたい事は、そんな事では無い筈なのに…

ルピナスの無事や、ワイバーン討伐の感謝など…言わなくてはいけないのに…

気持ちが絡まりすぎて、上手く頭が回らなかった。

 

 

(102話へ続く)