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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

【KADODE】第9話未だ理解不能な己の思いに引かれ…

第9話

 

未だ理解不能な己の思いに引かれ、

夢想世界へ降り立つ。

 

極力人の少ない郊外がいいだろう。

この世界の言語や文化…服装などは予め

最低限は読み取ったが…

アクセス可能な隙が極端に少なかった。

KADODEは人類の英知を集め作られたシステムだ。

外界からの干渉にも保護機能能力は高く

優秀程度の技術者ではシステムに近寄る事も出来ないだろう。

 

KADODEに次ぐ程の機能を内蔵する己のコンピュータでさえ、恐らくシステムに介入できる時間など1分程度だろう…

 

シールドをすり抜け、トラップを回避し

暗号を予想し…そして超高度なKADODEの

監視に発見される前に去る…

 

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別に自分は敵ではないし、

最悪KADODEの侵入者警報が発令されたとしても…

人類にとって致命的な事にはならないだろう。

…だが、それでは開発技術者は起こされるだろうし、一時的に夢想も停止してしまう可能性もある…

まだ大事にはしたくない。

モニターに映し出された光景がバグなのか

どうか…

今はまだ裏付けの段階だ。

 

…そして何より

自分の中の興味が世界を覗きたいと

個人的な不可思議な思いへ駆り立てている

後ろめたさがあった。

 

本当に

こんな己の感情は初めてだ…

 

(10話へ続く)