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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

最後の階は寺院区…!以下、一口サイズ物語!

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【第75話】

 

(ここは…?

あれ、なんだか空気が清らか〜!)

 

ここは最後の階層…

1番下の階って事ね、

寺院区になるよ。

 

(寺院区…)

 

聖者の青年が元祖の

大天使様を祀る、聖者さん達が

祈りを捧げるために

この階を開いたんだって。

また、これ以上

大天使様に近付き過ぎないよう

歯止めをかける空間でも

あるんだって。

 

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(大天使様の大穴から

湧き出る聖水が…

こんな近くに見える…!)

 

ここから下は水で覆われた

空間だからね。

 

この水は…大天使様を

包み込む膜のようなもの。

 

その水がこんな近くにあるから

ここは、特に清浄な空気に

包まれてるんだね!

 

(正直…寺院とかって聞いて

変な宗教になっちゃってないか

心配だったけど…

生贄もいないし、

高い壺も売ってないし

大丈夫ぽいね)

 

壺…

いやいや、高圧的な活動は

してないよ。

 

大天使様と人間の架け橋に

なるよう願ってるだけみたい。

あ、お札はまだ作ってるけどねw

 

(ジィィ…お札1枚10万…とかするんじゃ?)

 

大丈夫だってw

悪徳商法もしてません。

 

それに…ほら!

人間が道を違えぬよう

見てるから…

 

(あ〜!白ウサギまだ生きてた!!

…て、

…え⁈ 白ウサギって監視だったの?)

 

監視では無いけど

あの時からずっと、

人間達を見守ってる。

 

(ホントだ…白ウサギ…

目を吊り上げて睨んではいない!

楽しそうに…人間達の中にいる)

 

もう、そろそろかもしれないね。

 

(え?何が…?)

 

 

 

(76話へ続く)