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!!!5秒以上1分未満な物語!!!

ブログ小説第2弾です!今回は主人公がいますwずっと描きたかったテーマだったので…上手く表現できれば…と思います!

気になる…気になるんだ!あの対岸…以下、一口サイズ物語!

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【第29話】

 

 

地下はだいぶ村っぽくなってきたよね♫

 

住宅スペースに畑、

工務場では大工の棟梁と

弟子達が相変わらず忙しげ。

 

隣のスペースには、

陶器作りに勤しむジェンソンさん(63)

 

それに、聖なる泉の広場では

ひと休憩する人や、

子供達が遊んでる。

 

その奥の学校では、

ちょっと大人っぽくなった少女先生の姿が

見える。

 

学校の裏手には薬草研究所。

相変わらずの変人ぶりを発揮してる。

 

大天使様の眠る地下深くの穴

…崖沿いには、診療所。

ここもいつも人の出入りが多いね。

時たま、医師と娘さんが

ケンカしてる声も聞こえる。

 

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神様達が去り、

この世界で

失くしたものは

たくさんだし、

もう二度と元には

戻らないけど…

 

それでも、

一から始めようと

ひたむきに前へ進む

人間達に

精一杯の応援をしたいね!

 

 

ただ、

人間達がいっぱい頑張って

どんどん充実して

きたから、こその

問題もあるの。

 

 

皆がより快適に

過ごせる為に

沢山の公共場を作ってきたのはいいけど…

肝心の食料を充実させる

(要は畑ね)が足りない事に

気づいたの。

 

 

天使玉や肥沃な土壌のお陰で、

作物の発育も良く

種もどんどん

取れるようになったけど…

 

 

「種を蒔く新しい畑が欲しい〜

絶対欲しい〜」

と、農夫の青年転げまわって駄々をこねる。

 

 

「これだけの綿じゃ…

皆の服は作れないよ」

と、綿花作りの青年もさめざめ泣く。

 

 

地下自治を運営してる

お母さん…いや、

幹部の人たちも困り顔。

 

地下をもっと掘りたいけど、

大天使様の結界の極まで掘るのは

危険なの

地下でも、それは同じ。

極力安全な内側にいたい。

 

それに広く掘り過ぎたら、

地盤沈下の恐れだってあるし…

 

 

どうしようか

皆でため息ついてた時

目に映ったのが

穴の対岸側にある壁…

 

「いっそ対岸まで行って地下作る?」

「…⁈」

 

良い案だけど…

大変な作業になりそう…

 

皆が一瞬、凍りついたんだよ。

 

 

 

(30話へ続く)

 

 

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こんにちは!Gうーぞうです!(^ ^)

いよいよ明日で30話!

早いものです!私の妄想はまだまだ続きますw

周囲からは、妄想暴走しすぎと

言われましたが…気にせず爆走します!

 

今日のイラストは…

はい、進捗しませんでした〜💦

 

なので…以前に描いたイラストを…

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